SIMPLE
東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科

秋山研究室

Research

研究内容

モバイルビックデータと既存経済統計を活用した店舗単位の消費行動分析

新型コロナウイルス感染症の拡大により、日本国内の人流や消費行動は大きく変化しました。この結果、従来の市場分析モデルや消費予測手法では、実際の市場状況を正確に把握し対応することが困難になっています。そこで本研究では、スマートフォンなどのモバイルデバイスから取得される位置情報データ(モバイルビッグデータ:MBD)と既存の経済統計を統合し、時間的変動と空間的特性を考慮した多次元分析により、日本全国を対象に、日別の消費額を店舗ごとのミクロな単位で推定する手法を開発しています。本手法は、経済政策や観光施策の最適化、被災地支援、需要予測、マーケティング、経営戦略の立案など、幅広い分野での活用が期待されます。