SIMPLE
東京都市大学 建築都市デザイン学部 都市工学科

秋山研究室

Research

研究内容

建物外観画像と深層学習を活用した建物単位の空き家判定手法の開発

近年,日本では空き家の増加に伴い,国や自治体による空き家対策が進められています。しかし、空き家の分布状況を把握する調査は、調査員による外観目視に依存しているため,多大な時間と費用を要しています.そこで,市販の360°カメラで撮影した建物外観画像を用いて教師データを作成し,深層学習による解析を通じて、建物ごとの空き家分布データを効率的に作成する技術を開発しています。この技術により,自治体の空き家対策における重点地域の選定や現地調査にかかる負担の大幅な軽減が期待されます.